富美の里は和歌山県の特産品を扱いプラム食品株式会社が運営しています。和歌山・熊野の文化と梅酒などの特産品が盛り沢山!

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株式会社 岩田トフ

取材に行ってきました。

岩田トフの看板

お豆腐屋さんの朝は、夜ともいえる時間に始まります。
ここは、プラム食品から富田川を挟んだ場所に位置する「岩田トフ」さん。

岩田トフさんで作っているものは、木綿・絹ごし・ソフト豆腐などの豆腐、厚揚げ・油あげ・湯葉・がんもどき、それに夏場はおぼろ豆腐も作っているそうです。
使っている大豆は、九州の国産大豆。
国産の大豆を使うと、甘味の多いお豆腐が出来るそうです。

お豆腐の製造に潜入!

水につけた大豆をすり潰す

水につけた大豆がすり潰されて「ご」というものになります。
右の画像が「ご」を煮ている所。

「ご」を煮ておからと豆乳に分ける

「ご」を煮たもの(にご)が、「おから」と「豆乳」に分けられます。
右の画像が分けられた「おから」。これを卯の花にすると美味しいんです。

岩田トフの汲み上げ湯葉

これは出来立ての「汲み上げ湯葉」
豆乳をあたためると薄い膜が出来ます。それをサッと汲みとったものが湯葉。
柔らかくて甘くておいしい~!

豆乳ににがりを加えて混ぜる

豆乳に「にがり」を加えて、熟成させつつ混ぜます。
少し機械が回ると、偏って「す」が入るのを防ぐためにかきまぜ…を繰り返します。
まんべんなく混ざるように、手作業で均していきます。

おぼろ豆腐完成

これは出来立ての「おぼろ豆腐」
このおぼろ豆腐には、東京・大島産のにがりを使っています。
出来立てホヤホヤを食べさせてもらったのですが、優し甘さがとても美味しかったです。

お豆腐の完成間近!

豆腐を切る

遠目で分かりにくいのですが、絹ごし豆腐を切っている所です。
スーッと細いピアノ線の様な機械で手作業で切っています。
まさに職人技!少しずつずれると大変な事になりそうです。
それからパックに詰められ、包装され、この後1時間ほど0℃に保たれた水につけて冷まします。

お豆腐の完成です!

次は厚揚げ、油あげを作る!

厚揚げ・油あげは、「木綿豆腐」の生地を手で切って作ります。
油あげの場合は、厚揚げの三分の一の厚さにします。これを職人さんの手によって揚げて行きます!

厚揚げを揚げる職人さん

4つの揚げ窯を使い、徐々にタイミングを見つつ低い温度から高い温度へと揚げていきます。
この見極めが大変難しく、この作業は熟練しないと任されないそうです。
機械で揚げている所も多いそうですが、岩田トフさんは手作業です。

手で揚げた方が食感がゴワゴワしなくて、調理した時に味がしみやすいからだそうです。
食べて貰う時の事を考えて、わざわざ大変な手作業をしているですね!

口熊野とうふ

岩田トフの厚揚げ

今回取材させて貰って、何気なく食べているお豆腐の作り方を初めて知り、驚きとともに「手間暇がかかっているんだなぁ…」と言う気持ちになりました。
大体、朝の12時から昼の12時まで働いているそうです。

ちなみに岩田トフさんは投入も販売されているのですが、私の家では、常備してある程です。取材させて頂いた役得で、できたての湯葉やお豆腐や厚揚げを食べさせて貰ったのが、何とも幸せでした。

今日も、安心でおいしいお豆腐を作って下さる事に感謝です!

取材協力
株市会社 岩田トフ
和歌山県西牟婁郡上富田町生馬729-1 TEL:0739-47-1203

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